陶芸体験がきっかけで日常の器に親しみを憶え、それまで気がつかなかった部分にも目をやり
旅行でも
窯場に寄ったり、その楽しさが深まっていきます。
鎌倉の四季の花を楽しみながらの物作り、次回に受け取る…いかがですか?
焼き物は、土が、形が、窯が、釉薬が、焼き方が…変ることで、無限に変化していきます。
陶芸体験がきっかけで日常の器に親しみを憶え、それまで気がつかなかった部分にも目をやり
旅行でも
窯場に寄ったり、その楽しさが深まっていきます。
鎌倉の四季の花を楽しみながらの物作り、次回に受け取る…いかがですか?
焼き物は、土が、形が、窯が、釉薬が、焼き方が…変ることで、無限に変化していきます。
湯飲み、茶碗、小鉢、ジョッキ、マグカップ、花器など何を作るか考えます。そして、その器の仕上げの色(釉薬)と使用する土を選びます。
同じ釉薬でも土により色の出方が大きく変わったり、還元焼成の為に色々と変化します。
土は「信楽」の赤土と白土を準備しています。
他に、完成作品の受け渡し方法などを決め、申込用紙に記入します。
出来上がるまでに、1ヶ月前後かかります。
一の蔵の専用の前掛けを掛け、いよいよ作陶開始です。
色(釉薬)の種類
一の蔵では、手ろくろを使い器を作っていきます。
焼き物は、作陶時に比べると焼成後は約10%ほど縮みますので、その分を考慮しながら始めます。 まずは菊練りした土の塊を手ろくろの中心にセットし、手ろくろでの作業終了時まで外しません。
セットした土の中心に穴をあけ、押し広げるように底を決めます。
底を充分に締める作業も忘れ得ずに行います。
底の厚さが7ミリぐらい、周りの厚さは耳たぶより厚い位にします。
口もとのところにひも状の土を足して大きくしていくので、薄くなりすぎないようにします。
中心がブレないように、表面がデコボコにならないようにし、
指に神経を集中し、指のお腹で土を感じながら作品を作っていきます。
土を寄せるように、締めながら作るのがコツで、厚さに神経を使います。
下部が出来たところで均一の太さにしたひも状の土を、少し重ねながら巻き付けます。 重ねた時の段差の痕などを、形が崩れないように消します。 陶芸では、土の中に空気を残すと、割れの原因になるので注意します。 下部より上部が、少しずつ薄くなっていくのがよく、 思ってる以上に広がりやすいので、丁寧に作業をすすめます。
口縁のところが一番ヒビ割れをおこしやすので、 作った時の自然のラインを楽しみたいときは充分に注意が必要です。
通常は道具(弓)で口縁を切り、なめし皮で締めるのが良いです。 印刻や櫛などを利用して装飾を楽しめます。
手ろくろで、手びねり作品を完成です。
土の感触を楽しみながら、
思う存分、自分のカタチを表現しましょう。
電動ろくろのような作業感触と、作品作りを楽しみたい時、 たっぷりと水を使った水挽きという作業をします。 なかなか楽しい作業で、難しいのですが、 この作業を楽しむ体験者は多いです。
上記体験後に、手びねり体験をサービス、実施しています。 種類の違う土の塊から、手ろくろを使わずに手だけ作陶します。 粘土と遊ぶような感覚で、これも充分に自由に楽しんでいただきます。 色の指定も自由に選びます。
作品は以下の作業工程を経て完成します。
・削り:高台の削り作業などを行い、仕上げをします
・乾燥:1週間位ゆっくりと乾燥させます
・素焼き:700度で焼成します
・釉掛け:素焼き後、釉薬を掛け、色付けをします
・本焼き:1247度で焼成します
等々、1 ヶ月前後の日数を掛け、完成します。
窯は、店の奥にあり、電気とガスを併用して焼成します。